nextermをルーターにする

PCコンフルさんで1500円で売られていたので、ついつい購入。OSなし、保証なしの品だったが意外と元気に動いてくれた。

過去にも10年以上前のノートPCにpfSenseを入れてルーターにしていた時期があった。残念ながら寿命のためお亡くなりになったが、その後はサブ機のCentOS内でvirtualbox環境で同様にpfSenseを用いてルーターにしてした。自動起動用にスクリプト組んだりもしていたが再起動時とかに何かと不便だったので、きちんと別にルーターがほしかったのだ。

結論としては、IPFireを用いてルーターとして動作することがわかった。

とりあえず起動

早速電源を入れてみたところ、確かに何もインストールされていない。biosにさえ入れれば何とでもなるとは思ったが、起動画面にはそれ用のキーに関する説明はなかった。ちょっと調べてみたところdelキーでいけるらしいので試みたところ無事にbios設定に来れた。

pfSenseを試す

そんな訳で、とりあえずpfSenseをインストール。biosに入って起動時の優先度設定さえ出来ればusbメモリに入れたインストーラーからすんなり入った。

Lanポートは1つしかないので、USBのLanアダプターを使用。順調にwan,lanの設定を済ませて、メインのPCの接続先として設定してみたところ、どういうわけかつながらない。症状としてはIpv4での接続のみがどういうわけかブラウザ上で通らないようだ。nexterm内では外につながる上に、 メインのPC からもコマンドプロンプト上では外につながるのにブラウザからは接続できない。全く同じインストール手順、設定をvirtualboxでも試したが問題なく動作した。一体どういうことなのか。

よくわからないことはあるものだ。そもそもよくわかんない端末なわけだし。ただ、virtualbox内で動く設定で動かないなら何らかのハードウェアの問題だろうかと思い、kernelによって変わることを期待して別なosを試すことに。

ClearOSを試す

次はClearOSを試した。CentOS7っぽいguiインストーラからインストール。起動にはこぎつけたが、guiでの初期設定が始まり、それが重くて断念。usbのlanアダプターもそのままだと認識されていなかった。

IPFireを試す

もっと軽くてうまくいかなかったBSDベースではないOSを、ということで次にIPFireを試す。wan,lan,ではなくred,greenの表記に若干戸惑うがインストールはすんなり進んだ。cuiだとやっぱり軽くていいな。

ブラウザからの管理画面もあるので自分みたいな初心者にも安心。デフォルトのportが444でhttpsでの接続が必要だ。basic認証が要求され、インストール時に決めたuser名:adminのパスワードでログイン可能だ。

System > Dialup からpppoeの設定も済ませて、Home画面からconnectボタンで無事に外とつながった。

さっそくメインのPCでも接続。今度はきちんと動作した。

スマホからもつなぎたかったが、残念ながら今回購入したnextermには無線Lanは標準装備ではないらしい?P305シリーズっぽいし、持ってそうなのだけど。

USBのドングルはあるので、ドライバのインストール、有効化さえできれば何とかなるのかもしれない。そっちはまた後日。

ひとまず無事にルーターになってくれた!

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