ジャンクなWindowsタブレットでLinux

タブレットはスマホと一緒で簡単にはOSを変えるなんてできないと思ってたのだけど、Windowsタブレットには比較的簡単にLinuxがインストールできるって記事を見つけたので、ついつい気になってしまった。以前から触ってたジャンクノートも32bitなのもあって、Linuxがほとんど64bit専用に近くなってる昨今では不便な部分も多い。
デフォルトでは32bitのWindowsが入っていても、64bit対応のCPUを積んでいるタブレットもちらほらありそうだ。

それなりに安かったから、とりあえず試してみた。
品物は、“Acer ICONIATAB-W500”。2011年のもののようだ。手に入れた段階では32bitのWindows10がはいっていた。SSDのおかげか内蔵のグラボのおかげか、ちょっとしたWeb閲覧くらいなら予想外に快適ではあるし、起動も早い。ただ、必要ないものもたくさん入ってる上に消すことができない。
そして、32bit Windowsが販売時にも入ってたようだがCPU自体は64bit対応のようだ。

早速、CentOS 7の64bitのものをインストールしてみよう。
まず、インストール用のUSBメモリを用意する。自分はRufusを用いて作成している。

あとは、タブレットのbiosに入る。
マニュアルにはWindowsボタン+電源と書いていたけど、音量大+電源で良いようだ。たしかにWindowsボタンは離れてて押しにくいものな。
あらかじめUSBキーボードを刺しておき、F2やF12でbios setupに入れた。起動設定からUSB HDDの優先順位を上げておく。

あとは普通にCentOSのインストーラが立ち上がった。なかなか面白いな。Gnomeだと重そうなので、minimumでとりあえずインストールしてからXfceで動くように。

問題なく起動したかと思いきや、画面の解像度がモニタの本来のものより低めにしか認識されないようだ。Radeon の古いものは現行のCentOSだとうまく入ってくれなさそう?skip brokenオプションも用いて無理にインストールしたところ今度は起動途中で止まってしまい、動作しなくなってしまった。

初めてのタブレットのLinux化はこんな感じに終わってしまった。次回は別なディストリビューションで試そう。

追記:Ubuntuとかで試した話はこちら。

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